原典から読む
原典から読む:検閲
削除と検閲の違いを、主体・基準・説明責任の三点で分ける。保全と自由な議論を両立させるための設計上の問い。
原典:検閲(ミラー) ↗
削除はいつ検閲になるのか
どんな場にも、削除は必要です。誹謗中傷や違法な投稿を残し続ければ、場が壊れます。問題は削除そのものではなく、誰が、どの基準で、どう説明して削除するかです。
| 観点 | 健全な削除 | 検閲に近づく削除 |
|---|---|---|
| 主体 | 手続きで選ばれ、交代できる | 固定され、外から見えない |
| 基準 | 事前に公開されている | 後から都合で変わる |
| 説明責任 | 理由が記録され、異議を申し立てられる | 理由が示されず、異議の道がない |
議場の設計での答え
議場では、通報が一定数を超えた投稿を自動で非表示にしますが、記録の連鎖自体は保たれます。非表示の事実も検証でき、何が隠されたかを後から確かめられる設計です。完全な解ではありませんが、「消したことを隠さない」ことを最低線にしています。
残る問い
- 保全する知識に、有害なものが含まれていたら、保全の原則と被害の防止をどう両立させるか。
- 運営者が固定されない場で、削除の最終判断は誰が持つか。
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