P2Pの系譜と医療への応用
柔よく剛を制す:しなやかさの設計
三略の言葉と、柔道の原理。受け身、力の方向、崩し。P2P組織に引き直す。
由来
| 出典 | 内容 |
|---|---|
| 『三略』(兵法書。黄石公の作と伝わる) | 「柔能く剛を制し、弱能く強を制す」。柔らかいものが硬いものを制し、弱いものが強いものを制す |
| 講道館柔道(嘉納治五郎、1882) | 精力善用・自他共栄。「柔の理」=力に逆らわず、相手の力を利用する |
柔の理を、三つの動作に
| 動作 | 意味 | P2P組織での設計 |
|---|---|---|
| 受け身 | 投げられても、被害を最小にする | ハッキングされる前提で、被害を封じ込める(最初からハッキングされる前提で設計する) |
| 崩し | 相手の力の方向を使って、バランスを崩す | 相手(既存団体・巨大組織)の硬直を、新しい構造で相対化する(硬直化:成功が組織を殺す) |
| 投げ | 崩れたところに、最小の力を加える | 競争ではなく、代替を示す(#task001:北大 未来開拓倶楽部を創造的破壊せよ) |
自他共栄
柔道の理念「自他共栄」は、P2Pの共生の発想と重なります。相手を倒すことではなく、相手と自分がともに栄える構造を作る。#task001:北大 未来開拓倶楽部を創造的破壊せよ の境界条項(人・財産・名誉を傷つけない)は、この理念の実装でもあります。
弱者が強者を倒す、という読みは、物語として魅力的ですが、「弱能制強」は、条件つき(相手が油断・硬直している、自分の動きが速い)。常に成り立つ法則ではありません。
関連項目
Wikipedia ミラーで読む(wikipedia-is-dead.com)
実装側:マニフェスト ↗ / ネットワーク ↗ / 削除記事の救出 ↗ / 参加する ↗ 思想とURLの対応表