特設:金子勇とWinny
【特設】金子勇とWinny:義務教育にしたい、技術の歴史
日本のニコラ・テスラと呼びたい人がいる。金子勇。Winnyを作り、7年半を裁判に奪われ、無罪を勝ち取り、42歳で逝った。この国が忘れてはいけない話。
この特設ページは、この Wiki のなかで、いちばん熱を込めて書きます。P2Pという考え方の出発点であり、この団体が存在する理由の一つだからです。
まず、事実を一行で
2002年、金子勇氏(「47」)は、中央サーバーを持たない純粋なP2PソフトWinnyを公開した。2004年、彼は著作権法違反幇助の容疑で逮捕された。2006年に地裁で有罪、2009年に高裁で逆転無罪、2011年12月に最高裁で無罪が確定した。逮捕から確定まで、約7年半。そして2013年7月、急性心筋梗塞で、42歳で亡くなった。
なぜ、これが「義務教育」なのか
- 技術は、中立でありうる。作った者と、使った者の責任は、別に考えなければならない(道具の作者の責任:世界の判例と、日本)。
- 新しい構造は、最初、必ず「危険」に見える。見えないものは、管理できないから、管理者は不安になる。
- 失われたものは、戻らない。無罪が確定しても、7年半と、才能の時間は戻らない。
- 誰かを罰して満足する社会は、次の金子勇を、最初から潰す。萎縮は、静かに起きる(義務教育カリキュラム案:金子勇を、教える)。
日本のニコラ・テスラ、という呼び方について
これは、初期ノードの呼び方です。テスラは、交流電力や無線の先見で知られながら、生前、十分に報われなかった発明家として語られます。金子氏もまた、早すぎた天才でした。比喩であり、二人の経歴が同じという意味ではありません(ニコラ・テスラは、ミラーに項目があります)。
何が、彼から時間を奪ったのか
初期ノードは、「管理できないものを許さない」という全体主義的な発想が、その根にあると考えています。個人を名指しする意味ではありません。構造の話です。道具の作者を、利用者の行為の一部で罰する。中枢が把握できない網を、危険と決めつける。結果として、挑戦する人が減る。これは、『1984年』の型です(1984年:全体主義の設計図、相互監視社会と、パノプティコン)。
因果関係について:金子氏の死因と裁判との因果関係は、医学的・法的に証明されたものではありません。この Wiki は、7年半の負担があったという事実と、その後の早すぎる死という事実を、並べて記すにとどめます。
そして、今
防ぐと謳う中枢が、同じ型を繰り返そうとしている。これが、初期ノードの評価です。詳細と、評価の限界は、繰り返される型:未来開拓倶楽部と、この団体の誓約に、はっきり書きました。
この特設の地図
| ページ | 内容 |
|---|---|
| P2Pの歴史:1969年から、いまへ | P2Pの歴史年表(1969〜) |
| Winnyの技術:何が革新だったのか | Winnyの技術。何が革新だったか |
| 裁判の経過:7年半の、時間 | 裁判の経過と論点 |
| 情報漏えいという、もう一つの現実 | ウイルスによる情報漏えい。もう一つの現実 |
| 道具の作者の責任:世界の判例と、日本 | 道具の作者の責任。世界の判例との比較 |
| 義務教育カリキュラム案:金子勇を、教える | 義務教育カリキュラム案 |
| 繰り返される型:未来開拓倶楽部と、この団体の誓約 | 繰り返される型と、この団体の誓約 |
| 金子勇を、もっと知る:書籍・映画・読み方 | 書籍・映画・読み方の案内 |
関連項目
Wikipedia ミラーで読む(wikipedia-is-dead.com)
実装側:マニフェスト ↗ / ネットワーク ↗ / 削除記事の救出 ↗ / 参加する ↗ 思想とURLの対応表